アパートのキッチンって、コンパクトなものが多いですよね。小ぢんまりとした空間でも、自分のお城。インテリアも自分好みにカスタマイズしたいものです。賃貸か持ち家かによっても手を加えられる可能性は変わってきますが、アパートのキッチンならではの味も生かしたいですよね。今回はそんなコンパクトな厨房のインテリアを考えていきます。既存のスペースを楽しむコーディネート、楽しみましょう!
アパートって、往々にしてサイズが小さいもの。だからこそ、まとまりのあるインテリアになるように気を配りたいですよね。こちらのお宅は入り口を入るとすぐのところにキッチンが。空間を分けるガラスの仕切りはありますが、隣に続くリビング空間まで見渡せます。トータルコーディネートを考えるならば、色や質感は揃えていきたいところ。こちらでは白と柔らかなウッディテイストをベースにしています。汚れやすい壁面にはレンガっぽく白いタイルを貼ることで、アクセントに。小物もシルバーで統一してまとまりを出しています。
小さなアパートでは、持ち物をなるべく減らしてシンプルに見せたいですよね。こちらはパリのど真ん中の屋根裏を改築したアパート。コンパクトなスペースを居心地よくすべく内装がデザインされています。壁に向かって配置した台所は限りなくミニマルに、棚はワークトップ下に隠す収納、目の高さに見える収納棚が一段という構成です。色合いもシックに抑えているため、見た目もよりミニマル。すっきりとしていて気持ちよく暮らせそうですね。
賃貸のアパートでは、すでに備え付けられているものにいろいろと手を加えることが難しいもの。だからこそ、備品が好みのスタイルだとインテリアのカスタマイズもしやすくなりますよね。こちらのお宅はオーナー住宅と賃貸物件がまとまった集合住宅の一室。どの部屋にもドアとキッチンとにイメージカラーが配されており、賃貸物件によくありがちな無機質さとは無縁のインテリアになっています。台所の下はごっそりと空間になっているため、住む人がお好みで収納家具をアレンジできそうですね。
台所まわりの照明は、料理をするときにも食事をするときにもとても大切。立ち位置によって暗くなってしまう場所もあるため、考慮が必要です。こちらのお宅はリノベーション物件。4DKを2LDKに広げたということで、開放感がある空間になっていますね。こちらで目を引くのが床と台所とが一体となったウッディテイスト。さらにシーリングライトとフットライトとが、暖かさをより強調しています。足元の照明は、意外に間接照明として空間を照らし出してくれるので、おすすめです。
古くなったアパートも、リフォームでおしゃれに生まれ変わるもの。こちらも数年間空室が続いていた物件に手を加えることで、住み手を得ようという試みです。低予算ながらもヴィンテージ風にデザインされています。大きな壁面はブルー、水廻りには色付きレンガを思わせるような壁紙が貼られていて、コンパクトながらもスタイリッシュな印象に仕上がっていますね。作り付けの棚の扉は黒板加工がされているのもとてもおしゃれです。東京のリノベーション会社・みなやまくみこ.comの手がけたプロジェクトです。
水廻りがコンパクトであれ、料理好きは料理をするもの。こちらの台所の持ち主は、きっと料理を作るのも人を招くのも好きそう。コンパクトキッチンでは収納場所が一番の問題になりますが、こちらでは壁面を上手に利用することで解決しています。丈夫な棚にはお鍋などの調理器具を置き、調味料などの小さなものは手の届きやすい壁面やワークトップの隅に配置されていて、そのアレンジたるや、まるでアクセサリーがディスプレイされているかのような美しさ。こんな実用美、真似したいですね。
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※ キッチンを使いやすくするために押さえておきたい6つのこと
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