Before & after プロジェクト : リスボンで行われたアパートのリノベーション

Kiohde Hayai Kiohde Hayai
Apartamento na Av. Roma, Atelier da Calçada Atelier da Calçada مطبخ
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今回は紹介するのは海外で行われたリノベーション。それが行われたのは、ポルトガルの首都リスボンにあるアパート。そこには4室の部屋にキッチン、バスルーム、そして2室のトイレが備えられている。ただしそこには60年代の雰囲気が今も漂い、快適な生活が送れるような状態ではなかった。そこでリスボンを拠点に活動する建築事務所「Atelier da Calçada」がリノベーションを手掛け、居心地の悪い空間を素晴らしい住まいへと変えている。そんなリノベーションについて工事の前後の写真を見比べて、どれほど空間が生まれ変わったかを見てほしい。

before: 統一感のないリビングルーム

ベランダに隣接した空間にはリビングルームがある。空間を覆うのはかび臭い雰囲気。壁を辛気臭い壁紙が覆い、雰囲気をより一層悪くしている。床、壁、天井、そしてカーテンも統一感が無く、居心地を悪くさせる。ベランダに近い空間であるにも関わらず、部屋全体が薄暗く、健康的な暮らしとは程遠い雰囲気を醸し出していた。

After: 明るく落ち着くことができるリビングルーム

以前の状態はそれほど傷んでいなかったが、住みやすい空間になるように至る所に手が加えられている。壁紙は明るい無地のものに変えられ、天井、そして窓枠も色が合わせられている。かつて床を覆っていたのは安っぽい素材だったが、今ではフローリングへと変えられ、木が持つ暖かさが加えられている。窓に取り付けられたのは大きなガラス窓。それによって外の明かりが中へと届くようになった。

Before: 狭く使い勝手の悪いキッチン

キッチンは狭く、気持ち良く料理をできる空間ではなかった。そこに置かれたものはバラバラで統一感がなく、狭い空間で落ち着けないようにしている。それだけでなく機能性も欠けていたため、改修されるべき場所となっていた。

After: まとめられた明るいキッチン

リノベーションによってキッチンに生み出されたのは統一感。床の色を除けば、同系統の明るい色でまとめられており、空間に落ち着きが生まれている。小さな窓から射し込む光は白色の棚に反射して明るい雰囲気を作り出す。たとえ広いキッチンでなくても、明るく落ち着いた空間は心地良く料理ができる雰囲気を感じさせてくれる。

Before: 落ち着くことのできないバスルーム

かつてバスルームやトイレを覆っていたのは、模様付きのタイル。タイルの模様は家とは関係が無く、建物全体のまとまりを崩していた。その模様が招いた問題はそればかりでない。バスルームはリラックスする場所となるが、それが生み出すのは落ち着けない雰囲気。そのため空間の印象を変えるようなリノベーションが必要となっていた。

After: :落ち着くことのできるバスルーム

バスルームからは空間のまとまりを損ねるタイルが外された。その代わり壁や床が淡い緑色で統一されている。バスタブ、棚、天井は白色になっており、空間が暗くならないように明るさを加えている。こうして以前の落ち着かない空間は、のんびりとリラックスできる場所へと生まれ変わった。

生まれ変わった住まい

今回リノベーションで行われたのは、決して大規模な改修工事ではない。部屋の配置は変えられておらず、一部の収納空間をまとめた程度。ただし生活が快適なものとなるように、空間のまとまりや明るさを生み出すことが考えられている。それによって居心地の良い雰囲気が生まれ、落ち着かなさや薄暗さは一掃された。こうして古い建物は現代的な住まいへと生まれ変わっている。

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