料理やお茶に、そしてお酒やお菓子のアクセントにと幅広い活躍をするハーブですが日本にも紫蘇や三つ葉などなじみの深いものがたくさんあります。そんなハーブをインテリアの一部として部屋に取り入れたら、可憐な容姿に誰もが癒されるのではないでしょうか?とくに寒いこの季節、家の中にフレッシュな ハーブが育っているだけでそこからパワーをもらえそうです。では、どのようにしたら楽しく室内でハーブを育てることができるのでしょうか?
ハーブに限らずほとんどの植物は太陽の光をたくさん受けて育ちます。こちらの写真のように日当たりの良いバルコニーにハーブガーデンを作ると、いろいろな種類のハーブを一度に育てられるし、室内から楽しむこともできますね。しかし、庭やバルコニーがない場合、室内でどうやって育ててあげたらいいのでしょうか?そしてそれは難しいことなのでしょうか?
室内でハーブを育てるうえでポイントになるのは日当たりと水やり。ハーブの鉢を家の中で一番日当たりのいい場所においてあげましょう。日当たりの良い場所がないという方は日陰でも育つハーブがありますのでまずはそういったもので試してみるといいでしょう。そして水やりですがハーブの原産地は気候が乾燥気味なところが多いので、水をあげすぎると根腐れしてしまう傾向があります。表面の土が乾いたかな… と思ったら水をあげるタイミングです。
さて、具体的に室内でハーブを育てるのにお勧めなものを紹介していきましょう。最初はイタリアン料理で欠かせないバジル。種からも育てられますが、まずは鉢植えを買ってきてキッチンの窓際に置いてみましょう。忙しいときでも、スライスしたトマトと合わせればテーブルに色を添える一品が簡単に出来上がります。たくさんできてしまったら自家製のジェノベーゼペーストを作ることもできます。また、バジルはシソ科のハーブなので意外と和食にも合いますので料理の幅も広がりそうです。
ラベンダーは室内で育てるのには適していないハーブですが、香りを室内で楽しむにはお勧めです。例えば、精油をアロマポットにたらしたり、乾燥したものをポプリにして楽しむというのが一般的です。夏であればフレッシュな切り花を購入して写真のようにキッチンに飾ると素敵ですね。ラベンダーはその独特な香りから好き嫌いが分かれるハーブですが、ヨーロッパでは衣類の虫よけに乾燥したラベンダーをクローゼットに入れておくといいとも言われています。
比較的室内でも育てやすいローズマリーはキッチンハーブとして特にお勧めです。例えば、消臭効果があるので魚料理や臭いの強い肉料理に使ったり、ジャガイモをローズマリーと炒めただけでもお洒落な一品になります。覚醒作用のある香りはハーブティーとして利用したり、精油をアロマポットにたらして使うと気分がすっきりします。
木の温もりが伝わってきそうな素敵なトレーとカトラリーをご紹介しましょう。これらは埼玉県を拠点に木を使って暮しにまつわるものを制作しているMONOMによるものです。焼きたてのパンと手作りのジャムを用意して、ヨーグルトにミントを浮かべたらちょっとおしゃれなホテル風ブレックファーストになります。ミントは水栽培も可能なハーブです。これなら簡単に室内でハーブを育てることもできそうなので、デザートのアクセントやハーブティーとして楽しんでみてはいかがでしょうか?
自分で育てることは苦手だけれどハーブを自宅で楽しみたいという方には、ハーブ専門店の利用をお勧めします。こちらのハーブショップは愛知県を拠点に活動しているFRCHIS,WORKSが手掛けたものですが、漆喰の壁と木の造作が調和して落ち着いた空間になっています。こんなお店ならゆっくりと自分の好きなハーブの香りを選ぶことができそうですね。
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