自然が気持ちいい、森を感じる住まい「Kofunaki House」

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「小舟木エコ村」というプロジェクトをご存知でしょうか。2000年に最初の構想が生まれ、そこから「自然豊かな地球で、ずっと暮らしていけるように暮らし方を見直し、人もあらゆるいきものも、いきいきと暮らせる社会をつくろう。」(NPO法人エコ村より)という持続可能な社会のモデルを目指したエコロジーな共同体のことです。今回ご紹介する住宅は、そんな「小舟木エコ村」という土地で、自然と共に生きるということを見つめ直した住まいです。ALTS DESIGN OFFICEが手掛けたこの住宅にあるのは、「家族の心を和ませ、暮らしを豊かにし森と共に家族を成長させる」こと。そんな視点から築いた空間はストレスのない住空間が広がります。

随所に散らばる植栽

本住宅へ踏み込み、最初に目にするのはナチュラルベージュの木目と所々に植えられた植栽が印象的な空間。その大きく広がる土間は家の中の小庭のよう。それもそのはず、土間を彩る白い砂利に飛び石ならぬ飛び板、大きく吹き抜けた空間に跨ぐブリッジなどワクワクするような仕掛けによって、住空間と外部の隔たりを少し崩してくれているような演出です。

二階から見下げた玄関入口

二階ブリッジから見下げる玄関入口付近。異なる床レベルによって空間の境を意識することが可能です。玄関建具から作付収納に床フローリングまで統一された木色調は土間や壁と気持ちよく調和します。玄関に訪れる人をあらゆる角度から迎えられる空間です。

一体化し存在を確認する

リビングスペースからみた土間エリア。そこには白く薄く大きなレースで空間を仕切ることが出来ます。レースという素材を使うことにより、認識では空間を分離しますが、光や風を感じる事が出来ます。そしてブリッジの通る開放的なその空間は人の動きや存在までも確認できるでしょう。完全分離にしない空間は人と人、自然と人を住まいの中で感じる事が出来ます。

一階の土間空間

二階ブリッジ下の土間空間は小ぶりなテーブルと椅子を置けばカフェの一角のような雰囲気です。それは正面の四角い四つ窓からダイレクトに差し込む日光と屋外と何ら変わらぬ植栽が包んでくれるから。もしブリッジ裏の仕上げが白い塗装だとしたら、この柔らかさのある雰囲気は少し無機質な空間へ変わっていたかもしれません。この広々とした暖かな空間は家族みんなが多目的に使うことが出来そうです。

レースが濁す空間の接続

勾配に合わせた天井が全体の雰囲気を可愛らしく仕上げてくれる二階の室。全く無駄を省いた空間はスッキリとしているのに心和む空間です。二階の床を気持ちよく覆うのは本住宅に活かされている節の無い木フローリング。そしてここでも活躍するのは白のレースによる空間の分離です。使わない時でさえゆったりと収まる様は天蓋付ベットのような優雅さを感じます。レース越しに見る採光は緩やかに視界を彩ります。

淡く清潔感あるトイレ

装飾を抑えたナチュラルな印象のトイレスペースです。まるで装飾を抑えた装飾と呼びたいくらい自然で気持ちの良い空間です。そこは小さな植木を一つ、二つ添えるだけで、植物が引き立つ空間でもあります。シンプルで飽きのこない空間は清潔感を感じます。

様々な角度から照らす空間

日が落ち、空間に明かりが灯りました。機能的に空間を照らしてくれる灯りは暖色系の電球によって、より心和む暖かな雰囲気に。広く開放的な空間ですが、空間にムラなく温かさを感じます。室内に植わった植栽は家に居ながらにして自然の豊かさや癒しを教えてくれます。家族の成長と共に育っていく植栽を、家の中で剪定するお父さんの姿は、どこか可笑しく家族みんなで空間を楽しめるはずです。

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