新しい可能性をもつシャワースクリーン

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Simple Box House-擁壁一体型のコンクリート打放3層箱型住宅-, 鈴木賢建築設計事務所/SATOSHI SUZUKI ARCHITECT OFFICE 鈴木賢建築設計事務所/SATOSHI SUZUKI ARCHITECT OFFICE حمام
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欧米式のホテルなどでバスタブにシャワーカーテンを引いてシャワーを浴びた経験はありますか?濡れたシャワーカーテンが体に触れて不快な思いをしたのではないでしょうか?生活様式が変わってきても日本人の私たちにとってバスタイムは心身ともに癒してくれる大切なものですが、暑い日や時間がないときのシャワーの便利さも捨てがたいものがあります。そのようなシャワータイムを快適にしてくれるシャワースクリーンに焦点を当てて、これからの可能性があるシャワースペースについてご紹介していきます。

天井までのシャワースクリーン

homify حمام Bathtubs & showers

茶系のモザイクタイルで壁と床を調和させたのがこちらのシャワースペースです。天井までの大きなガラススクリーンが部屋の高さを強調させています。洗面脱衣スペースの床はフローリングですが色調を合わせたために別素材の違和感がありません。そして、シャワースクリーン半分を不透明にすることで心理的にも落ち着き、使い心地がよくなります。

ポイントカラーのあるシャワースペース

こちらは4戸が入る集合住宅のバスルームです。洗面台も組み込まれた機能重視のバスルームです。マンションなどではよくユニットバスが使われますが、このようなオリジナリティーの高いバスルームは、この部屋全体の魅力にもなります。室内は空間を自由にレイアウトできるようになっていますがバスルームの使い方も自由な使い方ができそうです。普段はシャワールームとして使うことも考えられるこの部屋の仕切りは、一部に視線を遮るためのドアを設けました。そしてここに使ったポイントカラーが気持ち良いシャワータイムを作ってくれることでしょう。

優しい空気感があるシャワースペース

木目を使ったパネルと白いタイルの組み合わせが新鮮なこちらのバスルーム、コンパクトにまとまっていますがとても優しい空気感が漂っています。シャワースペースとして独立させたところも使い勝手がよさそうです。このように壁に組み込む形でシャワースペースを設けるとシャワーの水しぶきが飛び散る心配もありませんし、ガラス部分の量も少ないので掃除も簡単ですね。

落ち着いた木目のシャワースクリーン

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欧米ではバスタブにつかることとシャワーを浴びることは全く別の物としてととらえています。こちらのシャワースクリーンは一部だけをガラスにすることで“シャワーを浴びる場所”としての位置づけを確立しています。このような木目を使ったシャワースクリーンであれば日本人のライフスタイルにも合う落ち着いた浴室環境がが作れるのではないでしょうか?

アートのような壁面を持つシャワースペース

大きなシャワースペースは少しテクニックがいるかもしれません。同じ色だけでまとめてしまうと重くなりがちです。こちらは正面の壁面に個性的なタイルを張りました。床や壁と壁面のパターンの色のトーンを合わせることで統一感を持たせました。このアートのような壁面をいつでも見ることができるようにシャワースペースのスクリーンは大きなガラスの引き戸にしました。信頼感のあるシャワースクリーンがあれば天井からたっぷりと落ちてくるシャワーをこのアートな空間で思いっきり楽しむことができますね。

屋根裏の空間にある華やかなバスタイム

大きな屋根裏の空間にある華やかなバスタイムが期待できるバスルームがです。ここには独立した形でシャワースペースが設けられました。シャワースクリーンはシンプルに一枚物のガラスを設置しました。これによって窓から入る光もシャワースペースまで届きます。さらに、開放的な空間を分断することなく快適に使用することができます。淡い色のコーディネートが心安らぐシャワータイムを提供してくれます。

極上のシャワータイム

こちらは東章司建築研究所が手掛けた38㎡という狭小敷地に建つ住宅のバスルームです。日本ではやはりバスタブの必要性が高くシャワールームを独立した形で設けることはあまりしません。こちらも住宅の場合もバスルームの中にシャワースペースが組み込まれています。狭小敷地とは思えない開放的なバスルームです。バルコニーのガラス窓、天窓、そして部屋を仕切るガラススクリーンがつくる明るい空間は、忙しくて時間がないときでも極上のシャワータイムを演出してくれそうです。

大理石のシャワースクリーン

こちらはイタリアのデザイナーRaffaello Galiottoによる大理石のシャワースクリーンです。細長くカットした大理石を連続させることで曲線のデザインを可能にしました。こうすると石の持つ硬いイメージも柔らかくなります。そして、このデザインからシャワースクリーンの概念を考え直させるデザイナーのセンスを感じさせます。

空間に広がりを付けるシャワースクリーン

こちらのシンプルなバスルームは洗面脱衣室を造り付けの家具で統一感を持たせました。バスルームの入り口はガラスドアを使い空間に広がりを付けています。清潔感のあるコンパクトなこのバスルームはシャワールームとして使うことも多そうです。落ち着いた脱衣洗面室と使いやすいシャワールームのつながりが、疲れた体に心地よい時間を作ってくれそうです。
写真:株式会社 エスエス企画

パターンの付いたシャワースクリーン

こちらのシャワースクリーンはガラス面にパターンを入れることで個性的なものになりました。スクリーン自体はいたってシンプル、ガラス一枚を立てただけのものです。今はガラス用のデコシートもお店で買えるようになったので、もし大きなシャワースクリーンに表情を付けたければ、自分でデザインしてしまうということもできます。一部をフロスト加工のように見せるシートを貼っても面白いですね。

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