インナーテラスとは室内に設けられたテラスのこと。大きな開口部に面し、タイルやウッドデッキを使用した床など内と外の中間のような空間です。その多くが窓の内側にあるので天候を気にすること無く、年中快適な時間を楽しむことができるのが嬉しい。寒い時期は日差しを楽しむサンルームのように、梅雨の時期は洗濯物を干したりと実用的な使い方もできますよ。
今回はそんなインナーテラスのある住宅Best5をお届けします!
こちらはマンション最上階の部屋をリノベーションした物件。最上階特有の風が強いという環境でも、ガーデニングや洗濯物を快適に行うため、タイル敷きのインナーテラスが設けられました。仕切りをガラスにしたことで、インナーテラスからはもちろん、キッチンからも視線が真っ直ぐに抜ける眺望を楽しむことができる住宅です。大きなガラスの壁に金属のフレームがクールなインダストリアルスタイル!
こちらは宇都宮市の建築家インデコード design officeが手掛けた住宅。インナーテラスはリビングと隣接した広々とした空間です。リビングとの境界は折戸式の窓のため、大開口が叶います。壁と天井はありますがガラス窓を嵌め込んでいないため、自然の風を感じられるより開放的なインナーテラスです。フラットにつながるフローリングの床は違和感なく室内とつながり、リビング側にいても広がりを感じられる心地良い住まいです。
別荘地として有名な那須に立つこちらの住宅。L字型の建物の端をインナーテラスとしています。室内からそのままつながった床、レンガの壁、シンプルモダンな椅子を置いて、高級感と落ち着きのあるスペースに。一部屋分として使えるくらいの広さがありますが、まるまるインナーテラスにするという贅沢さがうらやましい!かなり余裕のある奥行きで少しくらいの雨は気にもなりません。
こちらは斜めになった敷地形状を生かして、三角形のインナーテラスが設けられました。敢えてリビングと段差を設け、床材も変えることで特別感が増していますね。大きな開口部と側面のスリット状サッシなど、風が吹抜ける心地良いスペースです。ゆらゆら揺れるハンモックでお昼寝をすれば気分は南国… 。
こちらはLDKの一部にインナーテラスが設けられた沖縄の住宅。”外に出る”という感覚よりも、独立した”部屋”として使うことができそうなインナーテラスです。また、沖縄の暑い気候でもインナーテラスを通った風は冷やされるため、リビングでは快適な風を受けることができます。緑豊かな外部まで視線が抜けて、室内を明るく快適に演出する効果も。
【インナーテラスについては、こちらの記事でも紹介しています】
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